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本院魚沼地域医療教育センターの中川由紀特任講師が,2018年国際移植学会(The transplantation society 2018)で WIT Unsung Hero Awardを受賞しました。

2018.07.26 お知らせ

 本院魚沼地域医療教育センターの中川由紀特任講師が,平成30年6月30日(土)~7月5日(木)にスペイン・マドリッドで開催された,2018年国際移植学会(The transplantation society 2018)において WIT( women in transplantation ) Unsung Hero Awardを受賞しました。

 国際移植学会は,移植医療領域では,世界最大の学会であり,2年に一度の学会時に賞を授与しています。国際移植学会の下部組織にWIT( women in transplantation ) と呼ばれる移植医療を携わるすべての職種(医師,看護師,コーデイネーター,検査技師,薬剤師など)の女性の活躍を促進するためにできた組織があり,この度受賞されましたWIT Unsung Hero Awardは,今までの業績や活動,基礎研究,臨床研究,社会貢献から,広く移植医療に貢献した女性に与える賞で,2年ごとに世界から1-2人が受賞され,日本人でこの賞を受賞したのは,今回初めてのこととなります。

 当賞は,移植医療において貢献してきた業績や研究に対し授与され,中川由紀特任講師の臓器提供の少ない日本で臓器提供推進のために行ってきた活動,臨床研究ではABO血液型不適合腎移植におけるあらたな免疫抑制療法のトライアル,先行的腎移植の推進,マージナルドナーの基準の検討,さらに女性移植外科医として,子供を産み育てながら業績をなしたロールモデルとしての功労などの業績による受賞になります。