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診療科・部門

小児がん医療センター

部門のご案内

概要

 小児がんとは子どもにみられるがんの総称です。主なものとして、白血病・悪性リンパ腫(血液のがん)、脳腫瘍、胸腹部固形腫瘍(神経芽腫、肝芽腫、腎芽腫、胚細胞性腫瘍、等)、骨軟部腫瘍(骨肉腫、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、等)などがあります。小児がんは、新生児期から思春期まで、全身のあらゆる部位から発生するため、小児がんに精通した専門家チームが必要です。また、小児がんの治療では、高度医療と並行して発達途上にある子どもの身体や心への配慮が欠かせません。
 小児がん医療センターは、血液・腫瘍学を専門とする小児科・小児外科医と、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)、小児がん相談員により構成され、診療科横断的に抗がん剤治療や造血細胞移植を担当するとともに、最適な集学的治療と心理社会的支援を提供するための舵取りの役目を果たします。緩和ケアチーム、難病相談支援センター、親の会とも連携し、成長発達段階、ライフステージに合わせた「子ども・家族中心医療」を目指します。