心臓血管外科
診療日
新患外来 | 月曜、水曜、金曜 ※紹介状のある方のみ ※FAX予約が必要です |
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再診外来 | 月曜、水曜、金曜(特殊外来) |
外来受付電話番号 |
025-227-2576 |
外来担当医表
外来名・曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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心臓血管外科 第1診察室 | 堂前圭太郎 (成人心臓・血管疾患) | 高橋 昌 (先天性心疾患) | 三島健人 (成人心臓・血管疾患) | ||
心臓血管外科 第2診察室 | 白石修一 (先天性心疾患) | ||||
心臓血管外科 第3診療室 | 大久保由華 (成人心臓・血管疾患) | ||||
心臓血管外科 第4診療室 | 岡本竹司 (成人心臓・血管疾患) | ||||
午後 心臓血管外科 第1診察室 | 新患外来担当医 (成人心臓・血管疾患) | ||||
午後 心臓血管外科 第2診察室 | 榛沢和彦 (成人血管疾患) |
※月曜日の心臓血管外科・新患外来は、他の医療機関から事前にFAX予約された方のみの診療になります
受付場所
外来診療棟1階 心臓血管外科受付
診療科のご案内
診療科長 白石 修一
概要
当科は、新生児から高齢者まであらゆる年代を対象として、心臓・血管の病気に対し、主に手術を行って治療をしています。 心臓・血管の手術というと、“大変” “難しい” “危険性が高い” などのイメージがあるかもしれませんが、中には低侵襲な治療も選択肢となることがあります。 当科では、経験豊富なスタッフが、安全に、最先端の心臓血管手術を提供しています。また、外来においても、術前はもちろん、術後も患者さんの納得がいくよう、十分な説明を心掛けております。 お気軽にご相談下さい。
取り扱っている主な疾患
先天性心疾患
- 心房中隔欠損症
- 心室中隔欠損症
- 心内膜症欠損症
- ファロー四徴症
- 両大血管右室起始症
- 完全大血管転位症
- 総肺静脈還流異常症
- 大動脈縮窄・離断症
- 左心低形成症候群
- その他
成人心臓・血管疾患
- 狭心症
- 心臓弁膜症
- 大動脈瘤(胸部〜腹部大動脈)
- 大動脈解離
- 末梢動脈瘤
- 慢性動脈閉塞
- その他
特色ある治療
小児心臓手術
当院は新生児期から成人期まで全ての年代の先天性心疾患(生まれつきの心臓病)に対する外科治療を行っている新潟県内唯一の施設です。頻度の高い疾患から単心室型心疾患や新生児複雑心奇形等の重症例まで全ての手術治療を行っています。また国内でも有数の小児心臓手術の歴史の長い施設であるため、成人期に到達した患者様の治療経験も豊富です。小児循環科医や集中治療医、循環器内科医と協力してチームで診療を行っています。
ステントグラフト治療
大動脈瘤に対する治療のひとつで、開胸を伴う手術より低侵襲性があるといわれています。一般的に行われているステントグラフト治療だけにとどまらず、重要な血管分枝を温存する開窓作成や小口径ブランチ等を使用したステントグラフト治療も取り入れて、少しでも多くの患者さんに低侵襲な治療が提供できるように努めています。
MICS(minimally invasive cardiac surgery)
心臓弁膜症に対して従来は正中切開(開胸)によるアプローチでしたが、近年肋間小開胸(小さな傷)による弁置換術が行えるようになってきています 当施設でも僧帽弁や大動脈弁置換術を行う際に、可能であればMICSによる弁置換術を取り入れています。正中切開での弁置換術と比較して創部が小さく、目立たないだけでなく、術後早期の運動制限もなく、早期社会復帰が可能となります。
治療・手術件数
治療・手術の名称 | 件数 |
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冠動脈バイパス術 | 19件(2023年) |
人工心肺下手術 | 152件(2023年) |
非人工心肺下手術 | 95件(2023年) |
ステントグラフト内挿術 |
87件(2023年) |
末梢動脈手術 | 38件(2023年) |
施設認定
- 心臓血管外科専門医認定修練基幹施設
- 日本成人先天性心疾患専門医連携修練施設
専門医、認定医
専門医・認定医の名称 | 人数 |
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心臓血管外科専門医 | 7名(2024年度) |
成人先天性心疾患学会専門医 | 1名 |