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診療科・部門

整形外科

診療日

新患外来 火曜、木曜、金曜
※紹介状のある方のみ
※FAX予約が必要です
再診外来 火曜、木曜、金曜(特殊外来)
外来受付電話番号 025-227-2585

外来担当医表

外来名・曜日
一般休診有泉髙志休診☆川島寛之
一般休診鈴木宣瑛休診○望月友晴(第2,4)
高木 繁(第1,3,5)
依田拓也
側弯症休診☆渡辺 慶
◎大橋正幸
休診
関節リウマチ休診〇近藤直樹
木島靖文
休診〇近藤直樹(午前)〇近藤直樹
工藤尚子
木島靖文
脊椎・脊髄休診☆渡辺 慶
◎大橋正幸
勝見敬一
(第2.4)
◎大橋正幸
湊圭太郎(第1)
牧野達夫(第3)
腫瘍休診有泉高志休診☆生越 章
☆川島寛之
有泉高志
大池直樹
村山雄大
☆川島寛之
手の外科休診鈴木宣瑛休診中臺雅人依田拓也
小児整形休診休診◎村上玲子(第4休診)
膝・肩スポーツ休診休診○望月友晴(第2,4)
高木 繁(第1,3,5)
○望月友晴
高木 繁
股関節休診堀米洋二休診☆今井教雄
平野優樹
堀米洋二
木村圭志
骨粗鬆症休診休診☆今井教雄
外傷休診休診普久原朝海(第3)

※月曜・水曜は、手術日のため休診とさせていただきます。
※新来の方は原則紹介状のある方のみとさせていただきます。
(教授:☆、准教授:◎、講師:○、病院講師:△、助教・医員等:無印)
(いずれの医師も、日本整形外科学会専門医)

受付場所

外来診療棟1階 整形外科受付

外来診療棟1階 整形外科受付

診療科のご案内

診療科長 川島 寛之

概要

整形外科は運動器全般の病気やけがに対して診断と治療を行う科です。運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称であり、それぞれが連携して働きます。そのため、どのひとつが悪くても身体をうまく動かすことができなくなり、スポーツや仕事をはじめ、様々な日常生活動作に不自由が生じます。この原因としては、外傷(けが)のほか、膝、股、肩、肘、手、足などの関節に関する病気や、脊椎・脊髄疾患、関節リウマチ、骨粗鬆症、骨や筋肉にできる腫瘍などの幅広い疾患が挙げられます。このような様々な体の状態に対して、薬物療法、手術療法、リハビリテーションなどの治療法を組み合わせ、症状の改善を図っています。

取り扱っている主な疾患

骨・関節・筋肉などの筋骨格系とそれらを支配する神経系からなる「運動器」全般を治療対象としています。具体的には首から骨盤に至る脊椎(背骨)全体と、骨盤、上肢、下肢に生じる全ての疾患を治療しています。運動器疾患は多岐にわたっており、当科では8つの専門グループに分かれて、一般の医療機関では治療困難な専門性の高い疾患を中心に外来や手術を行っています。加齢に伴う四肢の変形性関節症や脊椎症、脊柱管狭窄や椎間板ヘルニアによる神経障害、手根管症候群や肘部管症候群などの四肢末梢神経障害、骨粗鬆症、関節リウマチ、筋骨格系の腫瘍や先天性疾患、スポーツ傷害、交通外傷や労働災害などによる骨折など、新生児時から高齢者まで幅広い患者さんの治療を行っています。

特色ある治療

悪性骨軟部腫瘍に対する集学的治療

悪性骨腫瘍には高齢者に多い転移性骨腫瘍、若年者に多い骨肉腫を代表とする原発性腫瘍があります。悪性軟部腫瘍は乳幼児から高齢者まで様々な年代に発生しますが、内臓臓器に発生するがんに比べると、若年者に多いことが特徴です。いずれの腫瘍に対しても迅速且つ正確な診断を行うため、放射線科医師、病理科医師と密に連絡をとりあって協力体制を構築しています。脊椎・脊髄神経に発生した腫瘍は当科脊椎・脊髄診療班、脳神経外科、脳研究所病理学教室とも協力して治療しています。治療は薬物療法、手術、放射線治療、リハビリテーションなどの様々な方法を適切に選択し、治療過程やその後における患者さんの生活の質の維持・向上に努めています。

コンピュータナビゲーションや神経機能モニタリングを併用した手術

人工関節手術において、術後の脱臼予防や耐久性向上(長持ちさせる)を目指して、手術前のレントゲン(下肢アライメント撮影)、CT画像による三次元情報をもとにした術中支援デバイス・ナビゲーション・三次元骨モデルなどの先進医療を行っており、早期社会復帰のみならず、長期に渡る安定した手術成績の実現に努めています。また、当科では複雑な脊柱変形に対する金属インプラントを用いた矯正固定術を多く手掛けております。インプラント(スクリュー)を安全に設置するために、術前CT画像を用いた術中ナビゲーションを併用しています。また、脊柱変形の矯正手術や脊髄腫瘍の摘出術を神経合併症 (麻痺)を生じることなく安全に行うために、麻酔科、臨床工学士と協力して、術中脊髄機能モニタリングを行っています。

他科・多職種との連携に基づく高度先進医療

当院には高度救命センターが併設されており、高エネルギー外傷、重症外傷に24時間365日対応しています。救命科や麻酔科と協力し、適切なタイミングでの手術が可能となっており、四肢開放骨折や骨盤輪・寛骨臼骨折は全国有数の治療実績を誇っております。四肢開放骨折では手外科班とも協力し、手術顕微鏡を駆使したマイクロサージャリーで早期の骨折部安定化と軟部組織再建を心がけ、生命だけでなく運動機能を守るべく奮闘しています。また、膠原病内科と連携して関節リウマチ、体軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、および原因不明の関節炎を幅広く治療対象としています。特に関節リウマチや強直性脊椎炎を中心に、専門的知識と他科との連携が欠かせない、生物学的製剤を用いた治療も積極的に行っています。脊柱側弯症や発育性股関節形成不全など、種々の小児整形外科疾患の診療も行っており、必要時は他科とも連携をとって対応しています。

治療・手術件数

治療・手術の名称 件数
脊椎脊髄手術 298件 (2022年度)
上肢手術 77件 (2022年度)
下肢手術 188件 (2022年度)
外傷手術 228件 (2022年度)
リウマチ 25件 (2022年度)
スポーツ 45件 (2022年度)
小児整形 44件 (2022年度)
骨軟部腫瘍 164件 (2022年度)

施設認定

  • 公益社団法人 日本整形外科学会  整形外科専門研修プログラム基幹施設
  • 一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科専門医研修プログラム基幹研修施設
  • 一般社団法人 日本リウマチ学会 認定研修施設
  • 一般社団法人 日本手外科学会 認定研修施設

専門医、認定医

専門医・認定医の名称 人数
整形外科専門医 26名(2023年度)
脊椎脊髄外科指導医 4名 (2023年度)
日本リウマチ学会専門医 3名 (2023年度)
日本リウマチ学会指導医 2名 (2023年度)
日本リウマチ学会登録ソノグラファー 2名 (2023年度)
骨粗鬆症学会認定医 1名 (2023年度)
がん治療認定医 2名 (2023年度)
日本体育協会認定スポーツドクター 3名 (2023年度)
日本リハビリテーション医学会専門医 1名 (2023年度)
日本リハビリテーション医学会認定臨床医 1名 (2023年度)
日本手外科学会指導医 2名 (2023年度)
日本人工関節学会認定医 4名 (2023年度)
再生医療認定医 2名 (2023年度)

専門外来(完全予約制)

  • 新患の方は紹介状をお持ちで、予約をされた方に限らせていただきます。

    かかりつけ、もしくは最寄の医院にて受診され、紹介状と、レントゲンその他画像診断等をお持ち下さる様、お願い致します。症状の重い患者さんが多くいらっしゃいますので、待ち時間短縮とスムーズな診察のため、ご協力をお願い致します。

  • お願い

    救急外来は時間外診療を行う部門ではありません。
    医師が緊急の患者さんに対して救急医療に専念できるよう適切にご利用下さい。
    その為にも、常日頃から健康管理には注意を払い、体の変調などを、かかりつけの医院にて相談され、健康な毎日を過ごせるように心掛けましょう。