閉じる
このページを一時保存する
保存されたページはありません
診療科・部門

形成・美容外科

診療日

新患外来 火曜、木曜
※紹介状のある方のみ
※FAX予約が必要です
再診外来 火曜、木曜
外来受付電話番号 025-227-2594

外来担当医表

外来名・曜日
1診松田 健曽束洋平(第1週休診)
2診中島順子宮田昌幸
3診植木春香若槻華子

受付場所

外来診療棟1階 形成・美容外科受付

外来診療棟1階 形成・美容外科受付

診療科のご案内

診療科長 松田 健

形成外科は平成8年に新潟大学附属病院診療科として創設され、平成23年からは医学部に移行し、現在に至っています。

形成外科は生まれつきの欠損・変形とともに、外傷・悪性腫瘍切除後の後天的な欠損・変形の再建を担当しています。

当科の特徴は、たとえば、口腔底再建では外見を意識した欠損組織の補填のみではなく咀嚼・嚥下・発音を重視しますし、顔面神経麻痺では単に顔面の組織をつり上げる(静的再建)だけではなく動きも重視します(動的再建)。手の先天性異常では4~6の高倍率視野下に屈・伸筋腱の位置正常化、剥離、靭帯再建などの機能再建を行うと共に、爪とその周囲組織、切除指を利用した軟部組織再建など整容の再建にも強くこだわっていることです。

私たちの形成外科は体の外見、すなわち整容を大事にしますが、機能も可能な限りの改善に務め、“整容と機能の両立”を目指した診療を行っています。

概要

形成外科ではその原因に関わらず、先天性(生まれつきの変形や欠損)および後天性(腫瘍の切除に伴う欠損・キズ、やけど・けがによるキズ跡など)の身体外表の形態・色調の異常や機能の異常を主な治療の対象としています。 全身の多種多様にわたる外科的手技はもちろん、レーザーを用いた色素性病変の治療、各種機器・外用剤を用いた難治性創傷の治療、カテーテルを用いた血管内治療、ボツリヌストキシンを用いた痙攣や発汗異常の治療など、あらゆる手段を用いて形態・機能解剖学的な異常を正常に近づけ、患者さんの生活の質の向上、社会適合の助けとなることを目的としています。 また、頭頸部再建や乳房再建などの悪性腫瘍腫瘍切除後の再建をはじめ、他診療科との連携手術も積極的に行い、病院全体としての高いレベルの治療へ貢献しています。

取り扱っている主な疾患

  • 顔面神経麻痺(主として陳旧性のものに対する形成外科的治療)
  • 唇顎口蓋裂・口唇裂術後変形
  • 頭頚部、体幹の悪性腫瘍摘出術後の欠損
  • 頭蓋、顎顔面の骨格の形態異常
  • 顔面骨骨折および顔面の軟部組織損傷
  • 眼瞼下垂・逆まつげなど眼瞼の異常
  • 耳介、鼻、眼瞼など顔面の先天異常、その他の体幹の先天異常
  • 各種母斑(あざ)、血管腫、色素沈着症
  • 乳房の欠損・形態異常
  • 手、足の先天異常、外傷および外傷後・悪性腫瘍切除後の機能異常
  • 皮膚・軟部組織の良性および悪性腫瘍
  • 熱傷、熱傷後の瘢痕拘縮(つっぱり)
  • 手術後や外傷後の傷跡、ケロイド
  • 四肢のリンパ浮腫
  • 褥瘡(床ずれ)、難治性皮膚潰瘍

※自費診療となる美容外科的な治療などは、相談に応じております。

特色ある治療

再建外科

マイクロサージャリーによる組織移植術を駆使した機能と整容の両面的な治療を目指した再建を精力的に行っています。遊離筋肉移植・筋肉移行術・神経移植術・神経移行術、各種の吊り上げ術など高度な顔面神経麻痺の形成外科的治療、リンパ管細静脈吻合術やリンパ節移植術によるリンパ浮腫の治療、3Dモデルを用いて骨切りを最適化した下顎再建手術など、最新の治療法を積極的に取り入れています。 他科との連携手術にも力を入れ、耳鼻咽喉科・口腔外科領域では各種の遊離皮弁を用いた頭頸部悪性腫瘍切除後の再建、整形外科領域では四肢・体幹の悪性腫瘍切除に伴う大きな欠損の再建、消化器外科領域では遊離空腸を用いた食道再建、肝動脈の血行再建、乳腺外科領域では遊離自家組織移植やシリコンインプラントを用いた乳房再建など、多くの診療科と連携して治療を担当しています。

先天異常

新潟県はこども病院が存在していない県で一番人口の多い県です(当科調べ)。そのため、唇顎口蓋裂、小耳症、多合指などの先天異常の治療が当科の手術件数の約1/4を占め、大学病院としては非常に多いです。 医歯学総合病院という特色を生かし、唇顎口蓋裂においては歯科とのチーム医療を行なっています。多くの唇顎口蓋裂患者において問題となる、成長後の外鼻変形に対しては耳鼻咽喉科と共同して鼻内手術を併用した軟骨移植を行い、外鼻形態と機能を大きく改善させる手術を多く手掛けています。 また、頭蓋骨早期癒合症などに対して、実物大立体臓器モデルによる手術支援下に頭蓋骨形成術を脳神経外科と共同で行っています。 こどもの身体的発達と精神的発達を考慮して、患児毎の最良の治療を行なっています。

熱傷

新潟県唯一の日本熱傷学会熱傷専門医認定研修施設として主に県内各地からの重症熱傷の患者の受け入れを積極的に行なっています。通常の植皮術や人工真皮移植術はもちろん、自家培養表皮移植の症例経験も豊富です。また、日本スキンバンクネットワークに加入しており死体皮膚移植にも対応しています。 急性期のみではなく、熱傷受傷後の瘢痕拘縮に対する形成術(遊離皮弁や皮膚移植を用いた拘縮解除や局所皮弁による機能の再建術)や熱傷後の肥厚性瘢痕・ケロイドに対する治療も多数行っています。

治療・手術件数

治療・手術の名称 件数
顕微鏡を用いた遊離組織移植術 32件(2021年)
リンパ管静脈吻合術 12件(2021年)
唇顎口蓋裂関連手術 41件(2021年)
そのほかの先天異常の手術 124件(2021年)
新鮮熱傷の手術 41件(2021年)
重症熱傷患者数 15名(2021年)
レーザー治療 156件(2021年)

施設認定

  • 日本形成外科学会認定施設(基幹施設)
  • 日本熱傷学会熱傷専門医認定研修施設(新潟県唯一)
  • 日本スキンバンクネットワーク施設会員(新潟県唯一)
  • 日本手外科学会手外科認定研修施設
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施施設
  • 日本がん治療認定医機構 認定研修施設
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建エキスパンダー実施施設(一次再建/二次再建)
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建インプラント実施施設(一次一期再建/一次二期再建・二次再建)
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房増大エキスパンダー及びインプラント実施施設

専門医、認定医

専門医・認定医の名称 人数
形成外科専門医 7名(2022年)
手外科専門医 1名(2021年)
熱傷専門医 2名(2022年)
がん治療認定医(日本がん治療認定機構) 2名(2021年)
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医 2名(2021年)
皮膚腫瘍外科分野指導医(日本形成外科学会) 4名(2021年)
再建・マイクロサージャリー分野指導医 (日本形成外科学会) 2名(2021年)
小児形成外科分野指導医 (日本形成外科学会) 4名(2021年)
創傷外科専門医(日本創傷外科学会) 1名(2021年)
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医 1名(2021年)
乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師(日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会) 4名(2021年)
乳房増大エキスパンダー/インプラント実施医師(日本形成外科学会) 2名(2021年)

専門外来

  • 顔面神経麻痺外来
  • 口唇裂外来
  • 頭頸部再建外来
  • 頭蓋顔面骨外来
  • 乳房再建外来
  • リンパ浮腫外来
  • 皮膚腫瘍外来
  • 下肢静脈瘤外来
  • 眼瞼下垂外来
  • レーザー外来