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診療科・部門

輸血・再生・細胞治療センター

部門のご案内

概要

輸血・再生・細胞治療センターでは院内で使用される輸血療法や造血幹細胞、再生医療等製品などの全ての細胞製剤について中央一元管理を行っています。輸血療法における血液製剤の厳密な管理は勿論、造血幹細胞の採取や保管、再生医療等製品の発注から使用記録の管理など、各診療科で行われる院内の細胞治療は全てを輸血・再生・細胞治療センターがサポートし、細胞療法の拠点となっています。一元管理を行うことで細胞調製に関する高い知識や経験を得ることが可能となり、再生医療新法をはじめとした各種法令に準拠した発展的な治療の提供を可能にしています。

 

業務

・輸血部門

輸血業務件数(2023 1 月〜12 月)

輸血関連検査件数 34,394件
輸血用血液製剤受入本数  
赤血球製剤 4,756本(9,125単位)
血小板製剤 1,931本(26,345単位)
新鮮凍結血漿製剤 合計 2,704
120mL 357本
240mL 1,925本
480mL 421本
アルブミン 合計 4,300
5% 1,420本
20% 2,880本
自己血  
貯血 152本
輸血 142本
製剤分割業務 合計 161
赤血球製剤 89件
血小板製剤 44件
新鮮凍結血漿製剤 28件
造血幹細胞取り扱い  
採取 合計 46
骨髄 同種 0件
末梢血 同種 26件
末梢血 自家 20件
移植 合計 48
骨髄 同種 3件
末梢血 同種 24件
末梢血 自家 19件
臍帯血 2件

 

Cell Processing Center (CPC)

製造実績(2023 1 月〜12 月)
第二種再生医療    
培養自家骨髄細胞を用いた歯槽・顎骨再生 歯科 0例
多血小板血漿抽出液(APS 整形外科 27 例
三種再生医療    
自己多血小板血漿(PRP 整形外科 14例
自己多血小板血漿(PRP 形成外科 0例
末梢血造血幹細胞採取(PBSCH    
凍結保存のための無菌的細胞調製 血液内科・小児科 28
CD34 陽性細胞数測定 バンク・血液内科・ 小児科・泌尿器科 49
ドナーリンパ球採取・CD3 陽性細胞数測定    
凍結保存のための無菌的細胞調製 血液内科 1例
再生医療等製品    
ハートシート(骨格筋由来細胞シート) 心臓血管外科 0例
ジェイス(表皮) 形成外科 2例
ジャック(軟骨) 整形外科 2例
キムリア(CD19 特異認識 CART 細胞) 血液内科 3例
テムセル(間葉系幹細胞) 血液内科 0例

 

*当部門では製剤の製造・保管を行っております。個別の細胞治療に関しては、担当診療科にお問い合わせください。

 

所属スタッフの認定資格

輸血・細胞治療学会認定医2名/ 再生医療認定医2名/ 認定輸血検査技師3名 /細胞治療認定管理師3/上級細胞培養士2/         自己血輸血医師1/ 看護師資格2

 

施設認定

I&A認定施設・ISO15189認定・キムリア提供可能施設