閉じる
このページを一時保存する
保存されたページはありません
入院のご案内

入院料について

「入院医療における医療機関別包括評価(DPC)」について

本院は『DPC(ディー・ピー・シー)対象病院』です。

本院は、平成15年4月に厚生労働省が定めた「医療機関別診断群分類包括評価を用いた入院医療費の定額支払い制度」の導入要件を満たす「DPC対象病院」です。
平成15年7月以降、ご入院された患者さまへは従来の「出来高払い方式」ではなく「包括評価方式」による医療費の算定方法が適用されております。

『包括評価方式』での医療費算出方法って?

主治医が判断した「傷病名」や入院中に実施した「診療行為(手術、処置等)」に応じ、約4,064(2022年4月現在)に分類された診断群分類に基づき、それぞれの分類ごとに定められた1日あたりの定額を基本として算出します。
※主治医が、どの診断群分類にも該当しないと判断した場合は、従来どおり「出来高払い方式」の適用となります。(労災や治験の場合も出来高払い方式になります)

包括評価方式の図

よくある質問

医療費の算定方式によって支払い方法が違うの?

違いません。基本的に月毎にお支払いいただきます。
※入院後の病状経過や診療内容により請求額に変動があるため、退院される月の請求で差額の調整を行うことがありますのでご了承ください。

高額療養費の取扱いはどうなりますか?

従来どおりです。
従来どおり毎月の自己負担額のうち一定額を超える額について、高額療養制度が適用できます。

この制度の都合で早く退院させられることはありませんか?

ありません。
入院・退院の判断は医師が医学上の判断に基づいて行っていますので、医療を受ける必要がある状態にも関わらず、早く退院をお願いすることはありません。

限度額適用認定証の手続きについて

70歳未満の方は、入院する際に「限度額適用認定証」を医療機関の窓口に提示することにより、1ヵ月ごとの1医療機関での入院費の支払額が以下の自己負担限度額までとなります。

限度額適用認定証の図

手続き方法

  1. ご加入している保険の保険者に限度額適用認定証の交付申請を行ってください。
    申請の際は保険証・印鑑等が必要です。詳しくは保険者へお問い合わせください。
  2. 保険者から「限度額適用認定証」が交付されますので、入院手続きの際に患者総合サポートセンターに保険証と一緒に提示してください。

※70歳以上で一般(課税所得145万円未満)の方は、この制度が適用されています。
低所得の方、現役並み所得Ⅰ・Ⅱ(課税所得145~689万円)の方は、ご加入の医療保険の保険者へ申請しないと「限度額適用認定証」が交付されません。
入院が決まった場合は、ご加入の医療保険の保険者へ申請し、「限度額適用認定証」等を受けて、保険証と高齢受給者証または後期高齢受給者証とともに窓口へ提示してください。
住民税非課税世帯の方は、保険者への申請により「限度額適用・標準負担額減額認定証」が交付されますので、入院手続きの際に患者総合サポートセンターへ提示してください。

その他

  • 医療費の自己負担限度額は患者さんまたは世帯の所得状況によって異なります。
  • 限度額適用認定証を使用して年4回以上高額療養費の支給該当となった場合、自己負担限度額が軽減されます。
  • 食事代、保険適用外負担分(特別室料金・病衣代・普通分娩等)はこの制度の対象外です。

入院費用のお支払い

  1. 入院中の場合は、月末にしめて翌月の10日頃に「診療費(入院)請求書・領収書(以下請求書という)」をお渡しいたします。
    ※また、伝票整理等の都合で退院後に追加の請求をさせていただくことがありますので、ご了承ください。
  2. 入院料は、請求書の納付期限までに会計支払窓口、自動支払機、ゆうちょ銀行、第四北越銀行の窓口、コンビニエンスストアでお支払いください。
    請求書を使い、上記の支払窓口でお支払いする場合は、手数料は無料です。
    ただし、指定金融機関以外からの振込及び金融機関のATM(現金自動預払機)から振込まれる場合は、振込手数料をご負担願います。
    ※金融機関の窓口で10万円以上の現金振込みをする際には、身分証明書(運転免許証、健康保険証、パスポート等)が必要です。
    ※コンビニエンスストアでは、金額が30万円を超える場合は、取扱いできません。
  3. 外来会計支払窓口及び自動支払機の取り扱い時間は次のとおりです。
    月~金曜日(祝祭日は除く)8:30~17:00
    お支払いは、現金の他に、クレジットカード(VISA、MASTER、NICOS、JCB、AMEX)、デビットカードがご利用になれます。
  4. 外来会計支払窓口及び自動支払機でお支払いの場合は領収証を発行いたします。
    ただし、金融機関又はコンビニエンスストアで払い込まれた場合は、その受領書と請求書を一揃いで領収書として扱われます。医療費控除、高額医療費払い戻し等の際に必要ですから、大切に保管してください。
  5. 退院の際は、保険証と受診券を患者総合サポートセンター(外来エントランス階)にお見せください。退院が土曜、休日及び時間外の場合は、「救急外来」受付(中央診療棟1階)へ保険証と受診券をお見せください。
  6. 二重払いにご注意ください。