閉じる
このページを一時保存する
保存されたページはありません
診療科・部門

小児科

診療日

新患外来 月曜~金曜
※紹介状のある方のみ
※FAX予約が必要です
再診外来 月曜~金曜
※原則予約制
外来受付電話番号 025-227-2561

外来担当医表

1診齋藤昭彦
(新患)
相澤悠太
(感染症)
澤野堅太郎
(内分泌・代謝)
細貝亮介
(血液・凝固)
阿部咲子
小児がん長期
フォローアップ
2診金子昌弘
(腎臓)
小林玲
(新患/新生児)
沼野藤人
(循環器)
金子詩子
(リウマチ・膠原病/新患)
沼野藤人
(循環器/新患)
3診小川洋平
(糖尿病・内分泌)
入月浩美
(内分泌・代謝)
今村勝
(新患/血液・腫瘍)
楡井淳
(新生児)
金子昌弘
(腎臓)
4診今村勝
(血液・腫瘍)
山田剛史
(腎臓)
山田剛史
(腎臓)
大野武
(神経)
小貫孝則
(内分泌・代謝)
5診阿部忠朗
(循環器)
林 雅子(1,3,5)
田中雅人 (2,4)
(新生児)
柴田奈央
(内分泌・代謝)
庄司圭介
(新生児)
佐々木直 (1,3)
澤野堅太郎 (2,4,5)
(内分泌・代謝)
6診PM 小澤淳一
(小児不整脈)
PM 細貝亮介
(血液・凝固)
AM 星名潤 (1,3)
(呼吸器)
7診PM 金子詩子
(リウマチ・膠原病)
小川洋平
(新患/糖尿病・内分泌)
専門外来鳥越司
(胎児心エコー・
産科外来)
沼野藤人
阿部忠朗
(成人先天性心疾患・
循環器内科外来)
PM 阿部忠朗
(カテ治療新患)
入月浩美
(遺伝カウンセリング・
遺伝医療支援センター)

受付場所

外来診療棟3階 小児科受付

外来診療棟3階 小児科受付

診療科のご案内

診療科長 齋藤 昭彦

概要

小児の様々な疾患と幅広い年齢層に対応できるように各専門外来を設け、できるだけ片寄りのない外来診療を心掛けています。一方で、小児医療は、「かぜ」や「胃腸炎」のような軽症の疾患から、先端的診療技術、診療機器、スタッフを必要とする高度医療とに二極化しています。 当科が大学病院の使命(高度医療の実践、医学教育、医学研究)に専念するためにも、近隣の診療機関との分業体制の確立が重要です。新潟市近郊では、一般診療を行う病院小児科や開業小児科が複数ありますので、当科の外来では、新規受診には紹介状を必須としています。当科受診を希望される方は、近隣の病院や診療所からの紹介状を必ず持参し、受付に提出をお願い致します。 なお、再来でも予約制を基本としていますが、当科で診療中の患者さんの急な症状の変化には迅速に対応致しますので、電話などでご連絡下さい。

取り扱っている主な疾患

  • 腎疾患:先天性腎尿路異常、腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全
  • リウマチ性疾患・膠原病:若年性特発性関節炎、全身性エリテマトーデス、自己炎症症候群、炎症性腸疾患
  • 血液疾患: 再生不良性貧血、溶血性貧血、各種の好中球減少症、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの凝固障害、原発性免疫不全症候群
  • 腫瘍性疾患:白血病、リンパ腫、ランゲルハンス細胞組織球症、神経芽腫、横紋筋肉腫、骨肉腫、ユーイング肉腫、脳腫瘍、肝腫瘍、腎腫瘍
  • 循環器疾患:先天性心疾患(心室中隔欠損、心房中隔欠損)、川崎病、肺高血圧、不整脈疾患(QT延長症候群、WPW症候群)
  • 内分泌・代謝疾患:低身長、思春期の異常、下垂体・甲状腺・副腎・性腺疾患、カルシウム代謝異常、肥満、糖尿病、脂質異常症、先天性代謝異常症
  • 神経疾患:神経疾患全般、特に他科との連携が必要な小児神経疾患
  • 感染症:診断の困難な感染症、耐性菌による感染症、先天性感染症、重症感染症、免疫不全患者の感染症、予防接種
  • 早産・低出生体重児、出生後の適応障害(呼吸障害、低血糖など)、新生児期の外科疾患全般、染色体異常・奇形症候群

特色ある治療

特色ある治療①

  • 診断の難しい感染症や重症感染症の治療などに関するコンサルテーション、感染管理、抗微生物薬の適正使用に積極的に取り組んでいます。
  • 学校健診など精密検査対象者の対応を各科と連携しながら行っています。
  • 糸状体腎炎、ネフローゼ症候群の診断と治療、また、各科と協力して先天性腎尿路異常や小児腎不全の診断、透析・移植などの腎不全治療に積極的に取り組んでいます。
  • 小児のリウマチ性疾患、炎症性腸疾患の難治例に対し、生物学的製剤などの専門性の高い治療を行っています。
  • 白血病やリンパ腫などの造血器腫瘍と小児固形腫瘍の多施設共同治療研究に積極的に取り組んでいます。各科(小児外科、整形外科、脳外科、放射線科、眼科、耳鼻科、歯科口腔ケアチーム、等)と連携しつつ、小児がんに対する集学的治療の中心として治療にあたります。
  • 骨髄バンクや臍帯血バンクの認定施設として、小児の造血細胞移植(骨髄、臍帯血、自家末梢血、同種末梢血)に取り組んでいます。
  • 急性リンパ性白血病に対するCAR-T細胞療法(チサゲンレクルユーセル;キムリア®)の実施施設に認定されています(2022年4月)。
  • 血友病の地域中核病院として、新潟県内全域の血友病患者さんの診療に取り組んでいます。

特色ある治療②

  • 新潟県内唯一の小児心臓血管手術施設として、心臓血管外科、集中治療部と連携し「小児循環器チーム」として診療を行っています。
  • 心房中隔欠損・動脈管開存・卵円孔開存カテーテル閉鎖術、重症肺動脈弁逆流カテーテル肺動脈弁置換術を含め、先天性心疾患へのカテーテル治療を積極的に行っています。また、循環器内科の協力の下、不整脈のカテーテル治療も行っています。
  • 小児内分泌・代謝性疾患の診断と治療、また各科と協力して性分化疾患、小児がん生存者の内分泌異常の診療にも積極的に取り組んでいます。
  • 新生児マススクリーニングの県内唯一の精査医療機関として、遺伝学的な検査などを行い、先天性内分泌疾患や先天代謝異常症の精査・治療を行っています。
  • 新生児集中治療室(NICU)では早産・低出生体重児、外科疾患を合併した児、出生後に呼吸障害や低血糖などがみられた児に対して、小児科の各専門グループ、小児外科、心臓血管外科など多くの先生方と協力しながら新生児集中治療を行っています。

病気の子供たち、ご家族のサポート

子供たちの発達やストレスへの対処に関する専門知識を持ち、子供たちとそのご家族が困難な出来事に直面した時に、それを乗り越えるための支援をする専門家である、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)と診療を行っています。検査や処置、手術などの様々な医療体験によって、子供たちが心に傷を負うことのないように心理社会的支援を提供しています。
また、皆様のご支援のお陰様で、大学病院に隣接する場所にドナルド・マクドナルド・ハウスにいがたが2022年8月末に完成し、10月よりオープンしました。この施設は難病の子供たちとそのご家族の支えとなります。今後も皆様からのご支援を心よりお願い申し上げます。

治療・手術件数

治療・手術の名称 件数
腎生検 15件(2023年)
造血細胞移植 12件(うち同種移植4件)(2023年度)
心臓カテーテル検査 88件(2023年度)
心臓カテーテル治療(塞栓術、バルーン形成術等) 108件(2023年度)
低体温療法(新生児) 1件(2023年度)
一酸化窒素吸入療法(新生児) 11件(2023年度)
低酸素ガス吸入(窒素吸入)療法(新生児) 13件(2023年度)

施設認定

  • 公益社団法人 日本小児科学会 小児科専門医研修 基幹施設
  • 一般社団法人 日本小児感染症学会 教育研修プログラム施設
  • 一般社団法人 日本小児血液・がん学会 専門医認定研修施設
  • 一般社団法人 日本血液学会 専門研修認定施設
  • 一般社団法人 日本造血・免疫細胞療法学会 非血縁者間造血幹細胞移植認定診療科 カテゴリー:1
  • 小児がん連携病院
  • 特別非営利活動法人 日本小児循環器学会 小児循環器専門医修練施設
  • 一般社団法人 日本成人先天性心疾患学会 専門医連携修練施設
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 一般社団法人日本小児神経学会 小児神経専門医研修関連施設
  • 総合周産期母子医療センター

専門医、認定医

専門医・認定医の名称 人数
小児科専門医 30(2024年度専門医)
日本小児感染症学会認定指導医(専門医) 2名
感染症専門医 2名
腎臓専門医 2名
リウマチ専門医 1名
血液専門医 4名
日本血栓止血学会認定医 1名
造血細胞移植認定医 2名
小児血液・がん専門医 4名
循環器専門医 1名
小児循環器学会専門医 3名
臨床遺伝専門医 1名
内分泌代謝科専門医 1名
糖尿病学会専門医 2名
てんかん専門医 1名
小児神経専門医 1名
周産期(新生児)専門医 6名
出生全コンサルタント小児科医 6名