中央診療施設などのご紹介

医療情報部

医療情報部は、中央診療施設のひとつとして、病院情報システムの管理、診療録を含む診療情報の管理、病院経営データの分析などを担当する部署です。

1. 病院情報システムの管理

現在、ある程度の規模以上の病院では、患者さんの受付、診療情報のカルテへの記載、検査や画像検査の申込みとその結果の表示、処方や注射の指示、医事会計といった診療の一連の流れは、ほとんどが電子化されています。これらの情報は病院内のあらゆる部署に設置された病院情報端末から入力され、ネットワークによって院内の遠く離れた部署に瞬時に伝達されます。これらの仕組みを病院情報システムとよびます。病院情報システムがなければ病院機能が停止すると言っても過言ではありません。

本院で稼働している病院情報システムでは、診療録は医科・歯科すべての診療科において「電子化」が行われています。「電子化」といっても、すべてがコンピュータ入力に切り替わったわけではなく、各診療科での診療の現状にあわせて運用方法を少しずつかえています。医科外来では手書き用紙のスキャナ取込による電子化と電子カルテシステムへの直接コンピュータ入力を組み合わせた運用としています。歯科外来では、歯科診療に特化した電子カルテシステムを新たに導入しました。歯科電子カルテシステムでのカルテ記載やオーダ等が医科・歯科共通の基幹システムにすべて反映されるような仕組みを構築し、医歯学総合病院として、医科・歯科での診療情報の高い次元での一体化を実現させています。また、眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科などにおける診療録の電子化を支援するため、各診療科に特化したカルテ記事記載システムや、検査機器のデータや写真・動画などをスムーズに基幹システム上に取り込むための補助システムが導入されています。このシステムは、医学部・歯学部の研究棟や脳研究所にもネットワークを拡張し、診療科の研究室でも閲覧できるようになっています。これらのことにより、診療に関するほとんどすべての情報に対して、いつでもどこでもアクセス可能となり、スタッフ間の情報共有が一段とスムーズになりました。

本院では、平成29年1月に病院情報システムの更新を行いました。これまで紙運用としていた入院指示の電子化を始め、より診療効率・医療安全を高めることのできるシステムを導入しております。患者さんの外来受付票も、当日の受診・検査予定がわかるように一新いたしました。

このように、医療情報部は、病院情報システムの構築や管理を通じて、安全かつ効率的な医療を支えています。

2. 病歴管理

診療情報の中でも患者さんの診療に最も重要なのが診療録(カルテ)です。旧六医科大学のひとつとして長い歴史をもつ本院は、過去の診療記録の診療・研究・教育面での価値を大変重視し、1982年に診療録が中央管理となった以降の外来・入院診療録は永久保存するという方針をとっています。このため、外来病歴室、入院病歴室には、それぞれ膨大な数の診療録が存在しますが、これらを適切に管理し、申請に応じて貸し出しを行うのも私たちの重要な業務です。

いずれの病歴室においても、保管スペースが以前から問題になっておりますが、入院診療録については、古い診療録を順番に電子ファイリング化し、省スペース化をすすめています。電子化した診療録は病院情報システム端末から閲覧することが可能です。外来診療録については、平成23年1 月の外来診療録の電子化以降は、新たに診療録が増えることはなくなりましたが、日常診療で繰り返し参照する部分に関しては、スキャナ取り込みを行い、紙カルテ搬送や管理にかかるコストや手間を軽減させる取り組みも行っています。診療記録の電子化と、貴重な資産である外来・入院診療録の管理をいかに両立していくかが今後の大きな課題となっています。

特色ある治療

医療情報部では、患者さんへの診療は行っておりません。

主要機器

病院情報システム(サーバ73台、端末1,876台、プリンタ597台)

  • 電子カルテサーバ

    電子カルテサーバ

  • 病院情報システム端末

    病院情報システム端末

  • 入院病歴室

    入院病歴室

  • 外来病歴室

    外来病歴室

スタッフ紹介

  • 部長・教授/赤澤宏平

  • 副部長・准教授/
    石川卓

WEBサイト 外来案内図

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