過去5年間(令和1年~令和5年)の単独型プログラム研修歯科医の年間診療患者数(予約診療、急患対応等)は以下の通りです。
R5 | R4 | R3 | R2 | R1 | |
1 | 4,791 | 4,302 | 5,010 | 4,427 | 5,661 |
2 | 24 | 13 | 19 | 20 | 21 |
3 | 199.6 | 330.9 | 263.7 | 236.4 | 269.6 |
令和6年度 プログラムA(単独型)研修歯科医
新潟大学医歯学総合病院では、指導医のもと自ら患者個々の口腔状態に即した治療方針を計画し、診療に臨みます。それに加え、様々な既往がある方が来院されるため、全身状態を考慮した対応を行えることが大きな特徴です。
また、歯科総合診療科の先生方は些細な事でも親身になって話を聞いてくださいます。時には自分の知識や経験の不足からやるせなさを感じる時もありますが、そんな時には賢明な助言をしてくださり、非常に心強いです。
外部から研修を希望されている方の中には、環境が変わる事に不安を持つ方もいらっしゃると思いますが、歯科総合診療科の先生方は温かく迎えてくださるので心配いりません。
日々積極的に取り組めば、充実した1年間となり、将来の展望を明確にできる研修施設だと感じます。
私は新潟大学歯学部を卒業し、今年度プログラムAで研修をさせていただいております。プログラムAの魅力は一言で表現すると“安心感“であると思います。診療はペアの研修医にアシストについてもらいながら、1時間30分で患者さん1人を診ることができるため、比較的余裕を持って診療することができます。そして、診療は必ず指導医の先生がサポートしてくれます。診療前の相談から当日の診療、診療後のフィードバックまで疑問点や知識・技術などについて非常にわかりやすく教えてくださるので、診療する度に成長を感じることができます。
また、先生のアシストに入ったり、急患対応を行ったりと幅広い視点で学ぶことができるため、自分の診療だけでは得ることのできない学びを得ることもできます。
プログラムAは、研修医となって不安も多い中で安心感を持って治療に望むことができ、日々成長できるとても良い環境であると思います。残りの研修期間も診療に意欲的に取り組み、精進していきたいと思います。
過去5年間(令和1年~令和5年)の複合型プログラム研修歯科医の自己申告による自験症例数(R3まで:年間DEBUT入力数)は以下の通りです。
R5 | R4 | R3 | R2 | R1 | |
① | 12,809 | 7,510 | 2,650 | 4,411 | 4,302 |
② | 21 | 14 | 12 | 16 | 16 |
③ | 609.9 | 536.4 | 220.8 | 275.7 | 268.9 |
令和6年度 プログラムB(複合型)研修歯科医
プログラムBでは専門診療科および協力型施設での研修を行うことができます。私は現在、小児歯科・障がい者歯科にて研修を行なっています。こちらでは、主に地域の歯科医院では診療が難しい小児や障がい者の方の治療やメインテナンスを行なっています。
研修は見学・アシストだけでなく、患者配当を受け、診断・治療方針を立案し、実際に診療を行います。子供達ができなかったことができるようになる姿を見ると楽しさとやりがいを感じることができます。また、自分で診療をしてみると小児にとって怖くない、痛みのない治療を行うことの難しさを日々痛感していますが、先生方の熱心なご指導のもと、充実した研修生活を送っています。
知識や技術は未熟ですが、子供が歯医者さんを好きになってくれるように工夫しながら診療を行うように日々、精進していきたいと思います。
プログラムBでは新潟大学医歯学総合病院と協力型施設とで半年ずつ異なる環境に身を置くため様々な症例や診療体制を経験することができます。
私は現在、富山県立中央病院で研修を行っております。研修も始まり早3ヶ月が経過しますが、最近では外来での執刀だけでなく、手術室でもオペレーターとして術野に入り抜歯をはじめとした様々な口腔外科処置の経験をさせていただくことが増えてきました。学生時代には経験のなかったことが多く、自らの技術の未熟さを感じる日々ですが、指導医の先生方が知識や手技を丁寧に教えてくださり、非常に充実した生活を送っています。
ここでの経験を自らの将来に活かしていけるように少しでも多くの事象を学び、努力していく所存です。
令和5年度 プログラムA(単独型) プログラムB(複合型)
令和4年度 プログラムA(単独型) プログラムB(複合型)
令和3年度 プログラムA(単独型) プログラムB(複合型)
令和2年度 (新潟大学歯学部ニュース第138号)