ごあいさつ

「実践型研修によるリサーチマインドを備えた『信頼される歯科医師』の育成」

副病院長(歯科統括) 小林 正治

新潟大学医歯学総合病院
副病院長(歯科統括) 小林 正治

新潟大学医歯学総合病院歯科統括副病院長の小林です。本院での研修を考えている歯科医師の皆さんに、最高の研修の場であると自信をもってご紹介いたします。

新潟大学医歯学総合病院歯科は、昭和42年に前身の新潟大学歯学部附属病院として開院され、以来50年を経て非常に多くの優秀な歯科医師が巣立っていきました。ご存知の通り本院は日本海側唯一の国立大学歯学部附属病院として、地域の歯科医院や診療所と連携を図りつつ専門的な医療を提供するのみならず、地域歯科医療においてリーダーシップを担うことのできる人材育成を念頭において教育、臨床、研究を続けてまいりました。平成15年には医学部附属病院と統合し、医歯学総合病院歯科として医科との連携のもと全人的医療や臨床教育を実践する場として、地域の中で益々重要な役割を担っています。

さて、このように伝統と歴史がある病院において、私たちが研修歯科医の皆さんに提供するプログラムは、「グローバルな視点やリサーチマインドを備えた信頼される歯科医師の育成」を理念としたものであり、「診療参加・実践型」で行われることを最大の特徴とします。すなわち、一般歯科医(プライマリーケア歯科医)に求められる基盤的な臨床能力(態度、技能および知識)に対して、患者さんや指導医と十分なコミュニケーションをとりながら、全人的に一口腔単位として診断し、治療方針を立案して実践するという、患者さんへの診療を通じて自ら体験・実践しながら身につけていただこうとするものです。「信頼される」という言葉には多くの含みがありますが、プロフェッショナルとして、患者さんはもちろん指導医、同僚、パラデンタルスタッフなど誰からも信頼されるためには、いかに行動すべきか、これを医療人として常に考え、また目標として頂きたいとの願いが込められています。日進月歩の医療界で常に「信頼される」歯科医師であるためには、自ら考え生涯学び続ける姿勢が必要不可欠であることは言うまでもありません。この資質を育む意味でも「診療参加・実践型」の研修は最適と考えています。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、歯科総合診療部を中心とする充実した専任の指導歯科医陣が、これらの研修を支援します。皆さんの向上心や高い志に必ずやお応えできる、充実した歯科医師臨床研修であると自負しております。

さらには、これらの研修の修了者を対象として、より高度あるいは専門的なレジデントとしての後期研修プログラムも用意しています。ここでは、本院での充実した専門診療を基盤に、地域医療の担い手として活躍したい方々のための高度なプライマリーケア研修、あるいは国内外でリーダーシップを担う高度専門医療人を養成します。

皆さんが思い描いている理想の歯科医師として一生「信頼され」、リサーチマインドを持って診療にあたるためには、歯科医師としての最初の数年間であるこれからの研修歯科医の期間が非常に大切であることは間違いありません。プロフェッショナルへの第一歩としての歯科医師臨床研修が実りの多いものとなりますように、私たちは惜しみなく支援します。意欲ある皆さんをお待ちしています。

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