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当院検査部は大学の使命である教育・研究・診療を実践します。


検査技師の働き方NEWS&FAQ

当院検査部での検査技師の働き方

Aさん(男性 入職10年目 一般検査室)
入職して最初に配属されたのが一般検査室でした.新卒で右も左もわからない状態でしたが先輩技師から丁寧に教えてもらうなかで自然と一般検査に興味をもち,ステップアップを目指して認定一般検査技師の試験を受験しました.受験資格である3年の業務経験を経た4年目に受験しました.職場さらには附属図書館には一般検査関連の書籍が多数あり,また当検査部には合格者に対する受験費用の補助体制があり,この充実した環境は魅力的です.幸いにも1回の受験で無事に合格した私はその恩恵にあずかりました.認定資格の受験は一般検査の面白さを知る新たなきっかけとなり,日々の業務や学会,研修会への参加を通じて,さらなるステップアップを目指しています.






Bさん(女性 入職11年目 生理機能検査室)
私は入職して10年間,一貫して生理機能検査に携わっています.この間に,認定心電検査技師と超音波検査士(循環器領域)の資格を取得しました.心電図検査は健康診断でも実施されるほど広く普及しており,現在は解析機能付き心電計が大半を占めていますが,小さな異常の検出においてはヒトの目より勝るものはありません.認定資格の取得によりワンランク上のスキルが身につき,さらに資格維持のため学会や研修会に参加することで最新の知識が身についています.超音波検査はまさに「検査技師の腕」が試されます.自分の知識と技術の保証,そして向上を目的に超音波検査士認定試験を受験し,資格を取得しました.どちらの資格も日々の検査業務に大きく活きており,また日々の経験を通じてスキルが磨かれています.





Cさん(男性 入職11年目 血液検査室)
入職してすぐに上司から「凝固検査を極めろ」と言われ,かれこれ10年ほど日常検査と研究に勤しんでいます.凝固検査とは,出血性疾患や血栓性疾患の原因や病態を調べる検査です.取り組み始めてすぐに,壁にぶつかりました.この検査は,他の検査と異なり,標準化が遅れています.そのため,検査のやり方によって検査値が大きく変わってしまいます.しかし,見方を変えれば,検査の原理や特徴をしっかり理解すると,それを視点とした新たな病態評価ができます.この検査法でこの数値,あの検査法であの数値,それなら原因はこれだ!というように.一つの検査項目について,一つの検査法だけでなく,さまざまな検査法でアプローチしてみる,これはまさに検査技師冥利に尽きます.日々の検査業務のなかから問題点を見つけ,凝固検査の標準化に関する研究や新たな検査法の開発などに取り組み,その成果を学会や論文で発表し,日常診療に貢献しています.







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新潟大学医歯学総合病院 検査部

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新潟県新潟市中央区旭町通1番町754番地

TEL 025-223-6161(代表)

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