ドクターヘリ事業とは
新潟県ドクターヘリ事業は、県民の皆様が安全で安心して暮らせる新潟県をつくることを目的として2012年10月に始まりました。
当初、新潟大学医歯学総合病院のみに配備されていましたが、2017年3月から長岡赤十字病院にも追加配備されました。それぞれ、新潟ドクターヘリ、長岡ドクターヘリと呼び、日常的に連携しています。
国内で2機以上のドクターヘリ を運用しているのは、本県のほか北海道、青森県、長野県、千葉県、静岡県、兵庫県、鹿児島県の7道県です。
安全・安心への取り組み
県民の皆様が安全で安心して暮らせる新潟県をつくる為、新潟県ドクターヘリでは「救急現場への早期医療介入」、「早期根本治療開始」を意識した活動を心掛けています。
救急現場への早期医療介入
「救急現場への早期医療介入」とは、医師と看護師を救急現場に派遣することで、緊急性の高い傷病者を病院到着前に診療することを指します。救急現場で診療することにより、症状を緩和させるなどして容態を安定させることが可能となるほか、容態に適した搬送先病院の選定が可能となります。
早期根本治療開始
「早期根本治療開始」とは、傷病者の容態に適した病院に速やかに搬送することを指します。救急車での搬送よりも早い時間で病院に到着できる場合、根本的な治療を早く行うことができることから、後遺症の軽減が期待されます。