心臓リハビリテーションとは、心臓病の患者様が、体力を回復し日常生活への自信を取り戻し、快適な社会生活に復帰するとともに、心臓病の再発や再入院を予防し、予後を改善する治療です。
急性心筋梗塞、弁膜症、心不全など心臓病を発症すると、胸痛や息切れのために活動が制限され、入院を要した場合には一時的に安静を強いられるため、体力が低下します。心臓病を発症したことで、どの程度動いてよいのか分からない、などの不安を生じる患者様も多くいます。心臓リハビリは、運動療法と、生活指導や相談などを含む、多職種チームで患者様を支える疾病管理プログラムです。
「手術を受けたけれど、手術する前とあまり変わらない」と感じていた患者様が、運動療法を実践し、医療スタッフと相談を進める中で、「元気になった」、「体がかるくなった」、「○○ができるようになった」と笑顔が増えていくことも多くあります。
若年で心臓病を発症した患者様の就労支援、心臓病を発症したことでこれまで通りの生活が困難となった患者様への社会支援についての相談も行っています。
心臓リハビリテーションは、心臓病になっても、皆様に元気に笑顔で過ごしていただくための、大切な治療です。スタッフが準備してお待ちしています。
図1:心臓リハビリテーション
(Circulation.2025;151:e771-e862 より作図)


