摂食・嚥下リハビリ

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摂食・嚥下リハビリテーション部門

摂食・嚥下リハビリテーション学分野 井上誠

摂食・嚥下リハビリテーション部門では、脳卒中や脳腫瘍の術後、頭頸部腫瘍の術後をはじめとして種々の疾患が原因で「食べる・飲む」機能に障がいをもった(嚥下障害)患者さんを対象としたリハビリテーションを行っています。嚥下障害に対しては、近年の高齢者の増加とともに疾患の多様化や「食べる」ことを支援して生活の質を維持・回復しようという社会のニーズから注目が集まっています。

新潟大学医歯学総合病院において嚥下障害に対するリハビリテーションがスタートしたのは平成11年でした。当時は歯学部付属病院の外来にて臨床を行うのみだったのですが、平成18年1月には新設されたリハビリテーションセンターとともに、摂食・嚥下リハビリテーション室が開設されました。患者数は年々増加し、平成18年当初の新患数150名から、平成23年には270名を超えました。

嚥下障害を担当する専門スタッフは歯科医師と歯科衛生士ですが、多くの患者さんをサポートする上での連携は欠かせません。リハビリテーションセンターの医師・言語聴覚士、病棟看護師などといっしょに評価や訓練を行うのは勿論のこと、患者さんを担当する主治医や栄養管理室などを交えた症例検討なども実施して多職種連携を図っています。

摂食・嚥下リハ室

摂食・嚥下リハ室

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