診療科のご紹介

【外来電話番号】025-227-2534

循環器内科

わが国は、長寿化にともなう高齢者の増加や、欧米化して久しい生活習慣から、医療の進歩にも関わらず心血管疾患の患者さんが増え続けています。心血管疾患には心筋梗塞等の虚血性心疾患・心不全・不整脈などがあり、心血管疾患は癌に次いで日本人の死因の第2位となっています。当科はそれら心血管疾患に対する最先端の治療を提供するだけでなく、その発症に深く関わっている生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、動脈硬化)に対する治療にも重点を置き、心血管疾患の予防にも携わっています。また、閉塞性動脈疾患、肺高血圧に対しても積極的に診療を行っています。

特色ある治療

虚血性心疾患

虚血性心疾患は心臓を栄養する動脈(冠動脈)が狭窄あるいは閉塞することで発症します。当科では画像診断(マルチスライスCT、核医学検査等)、心臓カテーテル検査等により適確に診断し、必要に応じてカテーテルを用いた治療(経皮的冠動脈形成術)を積極的に行っています。また、急性心筋梗塞では時々刻々と心筋壊死が進行し早期に血流を再開する治療が必要となりますが、当科では高次救命災害治療センターと協力して24時間体制で救急患者に対応し、緊急の経皮的冠動脈形成術を施行しています。さらに従来の治療方法に加え、高度石灰化病変に対するロータブレーターや冠動脈プラークを削り取るDCA(方向性冠動脈粥腫切除術)も行っています。

心不全

心不全の初期治療はもちろんのこと、心不全の原因となる、虚血性心疾患、心筋炎、心筋症、心臓弁膜症、肺高血圧症などに対して、その原因を突き止めて高度な治療につながるよう、血液検査、画像検査、心臓カテーテル検査、病理検査、遺伝子検査も行っています。また、貧血、腎機能障害、睡眠障害など、心不全に影響を与える全身の併存疾患、合併疾患にも目を配った治療をこころがけています。閉塞性肥大型心筋症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対しては、カテーテル治療を開始しており、また、劇症型心筋炎に対する体外式補助人工心臓設置も開始し、急性の重症心不全に対応できる体制を取っています。さらに、大動脈弁狭窄症等の構造的心疾患に対する先進的治療の導入準備も進めております。いかなる治療にても心機能が改善しない場合には、心臓移植や肺移植の適応を検討して移植施設に紹介いたします。

不整脈

心房細動:不整脈の中では最も頻度の高いものの一つです。無治療の場合、脳梗塞の危険もあるので、指摘された場合は是非とも受診して下さい。また、症状が強い場合にはカテーテルアブレーションによる治療も積極的に行っていますのでご相談ください。
心室性不整脈:心室性不整脈に対する治療は、薬剤・カテーテルアブレーション・植込み型除細動器(ICD)があります。当科はそのいずれも最先端の知識と技術で対応し、県内中核病院ともタイアップして診療を行っています。

重症虚血肢に対する血管再生治療

閉塞性動脈硬化症とは足の血管に動脈硬化が起こり、血管が狭くなったり、詰まったりして血液が足先へ流れにくくなる病気です。最近では末梢動脈疾患(PAD)と呼ぶこともあります。当科では狭くなった動脈に対してカテーテルによる血管内治療(風船やステント)を積極的に行っています。さらに重症化し壊死が進行した場合は、バイパス手術や血管内治療をおこなっても改善しないこともあり、やむなく足の切断が必要になることもあります。こういった症例に対して当科では骨髄幹細胞などを用いた血管再生治療という特別な治療を行うこともあります。この治療により毛細血管が増えて血流が改善し痛みの軽減や皮膚潰瘍の治癒が期待できます。

取り扱っている主な疾患

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)
  • 心筋炎
  • 心臓弁膜症
  • 心筋症・・・特発性拡張型心筋症(特定疾患)/肥大型心筋症(特定疾患)
  • 不整脈・・・心室頻拍/心房細動/発作性上室性頻拍/徐脈性不整脈
  • QT延長症候群
  • ブルガダ症候群
  • 大動脈炎症候群(特定疾患)
  • 肺高血圧症
  • 閉塞性動脈硬化症(ASO), 末梢動脈疾患(PAD)
  • バージャー病(特定疾患)

専門外来

  • 心デバイス外来

施設認定

  • 一般社団法人日本循環器学会認定 循環器専門医研修施設
  • 一般社団法人日本心血管インターベンション治療学会認定 研修施設
  • 一般社団法人日本不整脈心電学会認定 不整脈専門医研修施設
  • 一般社団法人日本動脈硬化学会認定 専門医認定教育施設
  • 公益社団法人日本超音波医学会認定 専門医研修施設
  • 特定非営利活動法人日本心臓リハビリテーション学会認定 心臓リハビリテーション実施施設

担当医表

2017年8月1日現在

外来名・曜日
新患外来 午前

教授外来 午前  

南野 徹

     
心血圧1 午前

柏村 健

佐藤光希

伊藤正洋

池主雅臣

保屋野真

心血圧2

午前

尾崎和幸

塙 晴雄

清水逸平

和泉大輔

小澤拓也

心血圧3 午前

柳川貴央

 

鈴木友康

八木原伸江

林由香

午後

 

吉田陽子

 

 

 

専門外来 午後

 

 

 

 

飯嶋賢一/長谷川祐紀
(心デバイス外来)

診療科長からのメッセージ

  • 南野 徹

    南野 徹

循環器内科では、心筋梗塞・心不全・不整脈といった心血管疾患に対する先進医療のほか、それらの病気を診断するため、高度な診断技術を駆使しています。また、基礎的な研究を推進し、それらの結果に基づいた新しい循環器疾患治療の開発を行っています。診療所や病院と連携をとりながら、地域医療の充実化を図っています。

外来案内図 WEBサイト

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