診療室のご紹介

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口唇裂・口蓋裂外来

口唇裂・口蓋裂は日本では約500出生に1人生まれる先天性疾患で、成長に伴い生じる言語障害・顎発育障害・審美障害などを少なくするためには、適切な時期に適切な治療を行う事が大切です。本専門外来は、顎顔面口腔外科(当時、第二口腔外科)が開設された1974年に始まります。特に、1983年からは顎発育を重視したHotz床併用二段階口蓋形成法と言う治療体系を採用してきました。すなわち、生後早期にHotz床と言う口腔内装置を装着して、哺乳を助けるとともに、歯の並ぶ土手の部分の形を整えます。手術は患児の成長発育に合わせて、まず生後6か月頃までに口唇形成術を行います。特徴的なのは、1歳半頃に軟口蓋と言う口蓋の後方部のみを形成し、前方の骨のある硬口蓋の裂は2歳頃から入れ歯の様な装具(閉鎖床)でふさぎます。これにより、Hotz床で整えられた顎の形が成長抑制されることなく良好な形態のまま成長します。この硬口蓋部については、4歳頃を目安に閉鎖しますが、この間の成長により残っている裂も狭くなり、少ない手術侵襲で裂を閉鎖することができ、以後の成長にもほとんど成長抑制はありません。

この治療体系を導入し、30年以上が経過しました。既に成人した患児も多いですが、矯正治療においても顎矯正手術を併用する症例はほとんどなく、良好な顎形態が得られています。また、言語についても診療チームの言語聴覚士が1歳前から管理、治療にあたり、良好な成績が得られています。これらの成果については、日本口蓋裂学会を始めとする国内外の学会で発表するとともに、多くの論文・著書として残し、患者さんへの説明にいかしております。我々の専門外来では、形成外科、矯正科と連携し曜日に関係なく随時受付を行っています。相談の内容や処置の必要性に応じて、お時間がかかる場合もありますので、受診前には歯科外来受付に電話連絡をお願いいたします。紹介状をお持ちの方は、その旨をお申し付けください。

担当医表

高木律男・小野和宏・児玉泰光・大湊麗(言語)
永井孝宏・渡部桃子・深井真澄・結城龍太郎・山田茜

月曜日~金曜日、随時受付(受診前に口腔外科外来に電話連絡をお願いします)

WEBサイト

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