中央診療施設などのご紹介

臨床検査部門

 臨床検査部門は検体検査・生物検査・生体検査を行う検査部の他に、病理部、輸血・再生医療部門、診療科に所属している臨床検査技師で構成されています。

 

 採血業務は検査部、輸血・再生医療部門に所属する臨床検査技師が担当しています。1日あたり約500名程度の患者様の採血を、検査技師と看護師で行っています。各採血台はパーテーションで仕切られており、患者様のプライバシーに配慮しています。また、手袋や採血枕シートは患者様ごとに交換しており、感染管理上の対策が施されているため安心して採血をうけることができます。

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<採血室>

検査部

・検体検査部門
 主に血液や尿などを扱い、診療に欠かせない客観的なデータを精確・迅速に臨床の場に提供する部門です。検査部のスタッフのうち約半数が検体検査部門に所属しています。生化学検査、血液学的検査(血液、凝固)、免疫血清学的検査(腫瘍マーカー、内分泌、薬物、感染症)、尿分析(尿定性・定量・沈渣、便潜血)を行っています。

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<検体検査室>

 この写真では、肝機能・腎機能・電解質などの生化学検査を行う大型の自動分析装置が4台並んでいます。検査依頼を解析し、依頼件数が少ない項目の測定は機器を限定して行うことにより試薬や測定時間の効率化に努めています。また、24時間365日を通して精度の保たれた検査を行えるような体制が組まれています。

・生体検査部門
直接患者様に接して生理機能検査を行う部門です。生理機能検査には心電図検査、呼吸機能検査、運動負荷試験、血圧脈波検査、エコー検査(心臓・血管)、脳波検査、神経伝導検査、誘発電位検査、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)などがあります。

心電図検査室

<心電図検査室>

 全ての検査室は個室になっており、患者様はプライバシーに配慮された空間で検査を受けることができます。超音波検査では超音波検査士の認定資格を持った技師が中心となって検査を行っています。

 

・生物検査部門
 微生物検査と遺伝子検査を行う部門です。微生物検査室では体液や血液から、病原微生物を特定しています。院内の感染制御チームにも関わっており、院内における感染症の発生防止に欠かせない重要な役割を果たしています。造血器腫瘍の遺伝子検査やreal-timePCR法による肝炎ウイルス定量検査といった最先端の検査技術で当院の高度先端医療を支えています。

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<微生物検査室>

 検査室はバイオセーフティーレベル2(BSL2)に相当しており、さらにBSL3構造も備わっているため、病原微生物の安全な取り扱いを可能にしています。

病理部

 患者様から採取・摘出された臓器や細胞から標本を作製し、顕微鏡で組織や細胞の変化を観察します。病理組織診断・病理細胞診は、診断を確定し、病態の把握や治療方針を決めていくうえで重要な検査となっています。また、術中迅速診断では20分程度の短い時間で標本を作製して診断を行い、手術中に病理所見を確認することができます。病理解剖(剖検)では、ご遺体を解剖して詳細に病理学的検討を行うことで、不幸にして亡くなられた患者様の死因を正しく解明することや治療の効果などについて検討することができます。

病理部

 

輸血・再生医療部門

輸血部では輸血関連検査として血液型検査をはじめ、不規則抗体スクリーニング、交差適合試験、フローサイトメーターを用いたCD34陽性細胞の測定などを行っています。救急外来に搬送された患者様やドクターヘリの運航に伴う緊急の輸血にも対応し、救急医療における重要な役割を担っています。また、自己血採取、末梢血幹細胞採取、骨髄血からの単核球濃縮、リンパ球除去なども行っており、副作用のない安全な輸血に貢献しています。

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